世界陸上2025東京大会の競歩35㎞に出場される川野将虎(かわのまさとら)選手が注目されていますね。
川野将虎選手の父、公明さんは自衛官で、将虎という名前は、公明さんが戦国武将好きだったことから名付けられたそうですよ。
川野将虎選手の弟2人も陸上をやっていて、しかも競歩の選手だったんです。
二人の弟の陸上成績や、兄弟のエピソードが知りたくありませんか?
また、アスリート三兄妹を育てた母親の存在も気になりますよね。
今回の記事では、川野将虎選手の父や母、弟2人がどんな選手なのか、家族構成もまとめて紹介します。
川野将虎
まず、川野将虎(かわのまさとら)選手のプロフィールを紹介しますね。
プロフィール
氏名:川野 将虎(かわの まさとら)
生年月日:1998年10月23日(26歳・2025年9月現在)
出身地:宮崎県日向市生まれ、静岡県小山町育ち
身長/体重:177cm / 60kg
所属:旭化成 陸上部
学歴:小山町立須走中 → 御殿場南高校 → 東洋大学 総合情報学部卒業
川野将虎選手、生まれは宮崎県ですが父親の転勤で静岡県小山町で育っています。
現在、所属している旭化成は生まれた宮崎県が拠点の会社になるんですよね。
僕は宮崎県日向市出身で、旭化成の拠点がある延岡はすぐ近く。地元に根づいた会社という親しみもあって、入社を決めました。宮崎県の人にとって旭化成は本当に身近な存在ですし、僕自身、子供の頃から陸上部を応援してきたので、憧れもありましたね。
引用:TOKYOforward
川野将虎選手の地元・宮崎県への思いと、旭化成への尊敬や憧れが素直に伝わってきますよね。
経歴
川野将虎選手の経歴を紹介しますね。
1998年10月23日 | 宮崎県日向市に生まれる(のちに静岡県小山町へ) |
小学生時代 | 柔道・バドミントンを経験 |
中学時代(須走中) | 卓球部 → 駅伝部で長距離に親しむ |
高校時代(御殿場南高) | 競歩と出会い、競技開始。急成長を遂げる |
大学時代(東洋大学 総合情報学部) | 本格的に競歩選手として全国・国際大会に出場 |
2019年 | 旭化成 陸上部に入社 |
現在 | 日本を代表する競歩選手として世界の舞台で活躍中 |
川野将虎選手は幼い頃から、好奇心旺盛でなんにでも挑戦する方だったんです。
とにかく単純な性格で、ちょっとでも「これ好きかも」と思うとすぐ飛びつくタイプでした。習い事は、小学生のときに柔道、バドミントン、卓球といろいろやっていましたし、応援団の団長や合唱の指揮者、運動会の騎馬戦の隊長なんかもやっていました。好奇心が湧くと、どんどん突き進んでしまい、一つひとつのことにのめり込んでしまう、そんな子供だったと思います。
引用:TOKYOforward
川野将虎選手の色んな事に挑戦してきた姿勢が、今の競技人生に繋がっているのではないでしょうか。
陸上成績
川野将虎選手の今までの陸上成績をまとめました。
東京オリンピック2020(2021年開催) | 50㎞競歩 6位入賞 |
世界陸上2022オレゴン大会 | 35㎞競歩銀メダル |
世界陸上2023ブタベスト大会 | 35km競歩 銅メダル |
パリオリンピック2024 | 男女混合競歩リレー 8位入賞 |
世界陸上2025東京大会 | 35㎞競歩日本代表内定 |
自己ベスト記録
5000m競歩 | 18分28秒26 | 2020年10月 | |
10000m競歩 | 38分23秒95 | 2020年 | |
20km競歩 | 1時間17分24秒 | 2019年3月 | |
35km競歩 | 2時間21分47秒 | 2024年 | 世界記録・日本記録・アジア記録 |
50km競歩 | 3時間36分45秒 | 2019年 | 日本記録 |
川野将虎の父は自衛官
川野将虎(かわのまさとら)選手の父親の公明さんは自衛官です。
自衛官の父の転勤により、静岡県小山町で育つ。「将虎」という名は、戦国武将好きの父のアイデアによるもの。
引用:オリンピック競技大会
川野将虎選手の家族は、父、公明さんの転勤で静岡に住むことになったんですね。
自衛官は仕事をするために高い運動能力が必要で、定期的な体力テストに合格しなければならない職業です。
川野将虎選手は、父親の公明さんの運動能力を受け継いでいるんですね。
川野将虎の兄弟も競歩選手
川野将虎選手には辰彰さんと鷹綱さんの2人弟がいて、競歩選手でした。
川野辰彰
川野辰彰(たつあき)さんは、次男に当たります。
名前:川野辰彰(かわのたつあき)
生年月日:非公開(過去の大会記載記録から現在23~24歳と推定)
出身校:静岡県立御殿場南高等学校
出場大会:第56回全日本競歩輪島大会(高校3km競歩、5km競歩)
静岡県高校総体男子5000m競歩
U20選抜競歩大会10km
川野辰彰さんも、川野将虎選手と同じ御殿場南高等学校の出身で陸上部で競歩をやられていたんです。
20歳以下の競歩の選抜選手としても活躍されていたんですね。
川野鷹綱
川野鷹綱さんは、三男に当たります。
名前:川野鷹綱(かわのたかつね)
生年月日:生年月日は非公開(現在高校2年)
出身校:小山町立須走中学校→宮崎県立日向高等学校
競技成績:宮崎県高等学校総合体育大会陸上競技 5000m競歩(6位)
宮崎県陸上競技選手権大会 5000m競歩(4位)
川野鷹綱さんは、現在高校2年生で陸上部に所属し現役の競歩選手です。
兄の川野将虎選手が、オリンピックや世界陸上に出場していて、川野鷹綱さんも大きな励みになり、目標になっているのかもしれないですね。
川野将虎の母
川野将虎選手の母親は、由加里さんです。
母親の由加里さんの年齢や職業は公表されていません。

※左から、川野将虎選手、弟の鷹綱さん、母の由加理さん、父の公明さん
引用:スポトウ
写真を見ると小柄な方なのが分かりますね。
父親の公明さんは、川野将虎さんとは連絡をあまりとらないようですが、母親の由加理さんは心配性で、試合前にもメールを送るそうですよ。
メールで「みんなが祈ってるから大丈夫だよ」って言ったら「頑張る」って。(記録も新記録で五輪内定ですが)夢のよう。毎回大会には行っています。やっぱり将虎の高校ときからの目標が東京五輪出場だったので夢が叶って良かった。良かったねぇ、おめでとうって言いたいです。(東京五輪へ向けて)東京五輪で最後の50kmで、優勝を飾れるように祈っています。
引用:スポトウ
家族皆で応援しているのが伝わってくるエピソードですよね。
まとめ
川野将虎(かわのまさとら)選手の父、公明さんは自衛官で、母親の由加理さんの職業は公表されていません。
2人弟がいて川野辰彰さんと川野鷹綱さんです。
川野辰彰さんも学生時代には競歩選手で、20歳以下の選抜選手にも選ばれるほどの実力のある選手でした。
川野鷹綱さんは、現在高校2年で陸上部に所属し競歩選手として試合に出場しています。
世界陸上競歩選手として内定が決まっている川野将虎選手。
東京大会当日は、家族で応援されているのではないでしょうか。
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